住む人も来た人も楽しくなる家
こだわりポイント①
扉を開けたときの驚き
自分たちでも何度もショールームに足を運んだり、インターネットで情報を集めたり、細かいところまで検討して納得しながら進めたいという思いがあったアクティブなT様。 ご友人も多く、ご自宅に招いて一緒に食事することが好きという話から、来客の方にも玄関からリビングまでの道を楽しんでもらえる空間を目指すことに。既存の長い玄関をどうすれば印象的できるか、そして廊下とリビングをどうつなげれば綺麗な空間ができるかをじっくり話し合いました。
玄関ドアを開けた正面の壁にはタイルを貼った縦長のスリットを作り、テープライトを仕込むことで明るく訪れた人を迎えてくれます。 物を入れるには中途半端だった下足入れの下のスペースには、白い玉砂利を敷くことで、単調になりがちな玄関が表情のある空間になっています。また、玄関とリビングの間の建具をガラス扉にし、壁をリビング側に向かって末広がりにすることで、一番大きなリビングをさらに開放的に演出しました。
こだわりポイント②
暮らしながら表情をつくる
住みながら空間をつくっていきたい。好きなものをかっこよく飾りたい。好きなものに合わせたディスプレイスペースを作れるのもリノベーションの良さですよね。 こちらのキッチン周りにはたくさんのディスプレイが用意されていまする。 側面には二人が好きなアートブックを飾るブックシェルフ、そしてワークトップの上には旦那さまが集めたお酒が並ぶ天井吊りのオープンラック。 キッチン脇のニッチスペースには季節に合わせた植物や小物を飾ることができるステージを作りました。
各所にディスプレイスペースをつくることによって、落ち着いたテイストの中に暮らしの表情が現れる。 住まいも洋服のように着せ替えを楽しむ。暮らしの中に表情をつくった空間は日々の小さな幸せを満喫するT様にぴったりの住まいになったと思います。
建物情報
タイプ | マンション | 所在地 | 港区元麻布 |
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広さ | 70㎡ | 築年数 | 39年 |
家族構成 | FAMILY | 間取り | 2LDK |