あるものを大切に、富士山を臨むリビング
こだわりポイント①
変える部分と変えない部分をバランスよく
今後、賃貸として貸し出す予定もあることから、一等地に建っていることを考え、人気のありそうな高級感のあるデザインを意識。閉塞感を感じる間取りだったため、キッチンを壁付けにして部屋を広げ、開放感のあるLDKを実現しました。バルコニーからは富士山が見え、気持ちよく過ごすことができます。キッチンはオーダーキッチンを採用しお好みの設備に、絨毯が敷かれていた床はフローリングに変えて、古さを感じさせない家に生まれ変わりました。
一方で、変えなくてもいいところはうまく残しています。例えば、一部の建具にはシートを貼って活用。さらに浴室はほとんどそのままで、水栓だけこだわりのものにチェンジ。さらに窓枠の色が目立つ緑色だったのですが、規定で変えられないため、窓枠が生きるように、設計士がこだわってデザインをしました。築年数が経っていても、質のいいもので大切に使われていたのであれば、全て新しくするよりも良い家になるのです。
こだわりポイント②
リモート打ち合わせもスムーズに
ちょうど奥様が妊娠されており、外出しづらい状況だったため、打ち合わせはほぼリモートで行いました。QUMAからご自宅にサンプルを送るなど、ショールームに行かずともイメージがしやすいよう工夫し、リモートでもお互い不便を感じることなく打ち合わせすることができました。
コストを掛けた部分はオーダーキッチンや造作のガラス扉など、大幅にリノベーションした部分です。さらにフローリングは広範囲だったので、総額でみると掛けた部分に。うまく既存利用をした浴室やトイレ、建具などはコストダウンにつながりました。
建物情報
タイプ | マンション | 所在地 | 世田谷区 |
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広さ | 110㎡ | 築年数 | 28年 |
家族構成 | FAMILY | 間取り | 3LDK |