おしゃれで心地よい!自分らしく過ごせる寝室づくりのポイントと事例
おうち時間が長くなってから、寝室をただ眠るための場所ではなく、自分らしく過ごせる空間へとつくりかえる人が増えています。とはいえ、自分にとってどんな寝室がよいのか・どうすればおしゃれで快適な寝室がつくれるのかなど、わかりにくいことも多いですよね。 そこで今回は、自分らしく過ごせるおしゃれな寝室づくりのポイントを解説します!
目次
そもそも寝室について深く考えてみよう
おしゃれで快適な寝室づくりのために、まずは寝室の使い方や広さ・必要な家具やアイテムなどを具体的にみていきましょう。
寝室での過ごし方
寝室は文字通り「寝るために使う部屋」ですが、ほかにはどのような過ごし方があるでしょうか。
本を読む
音楽を聞く
映画を観る
メイクをする
おうち時間が増えたことで、寝るだけでなく多目的に使う家庭が増えていて、寝室兼シアタールームとして趣味を楽しむ人も!小さいお子さんがいる家庭では、寝かしつけや授乳などを行う場所としても使われています。
寝室の広さ
寝室の広さは、住まい全体の広さや寝る人の人数・ベッドの数によっても変わりますが、6〜8畳広くても10畳くらいがよく採用されています。「寝るだけだから」と寝室を狭くするケースもありますが、狭すぎると圧迫感を感じてリラックスできないかもしれません。
また、ある程度広さに余裕がある方がおしゃれに演出しやすく、過ごし方のバリエーションも増えそうですね!
子ども部屋や一人用の寝室なら、4.5〜6畳くらいで十分な場合もあるでしょう。
ベッドの大きさ
ベッドの大きさには、次のような種類があります。
セミシングル:幅80〜90cm×長さ195cm
シングル:97cm×195cm
セミダブル:幅120cm×長さ195cm
ダブル:幅140cm×長さ195cm
クイーン:幅160cm×長さ195cm
キング:幅180cm×長さ195cm
寝室の広さはもちろん、一人で広々と眠りたい・夫婦で寝られるベッドが欲しい・家族みんなで使いたいなどの希望に合わせて、最適なサイズを選びましょう。
寝室に必要な家具は?
寝室に置く家具はベッド以外に、ナイトテーブル・チェスト・ドレッサーなどがあります。おしゃれさを演出するためには、家具選びがとても重要。テイストがバラバラにならないように、あらかじめ目指すテイストを決めておきましょう。近ごろは、北欧風やモダンテイストなどが人気ですね。
ただし、これらの家具は必ず必要という訳ではなく、寝室での過ごし方や使い方によって、必要な家具を揃えればOK。リラックスしながら音楽や本を楽しむために、座り心地のよいソファを設置するのもおすすめです。
寝室に必要なアイテムは?
家具以外にも、寝具やラグ・照明器具などが必要です。
過ごし方や好みに合わせて、オーディオセットやスクリーン・本棚などを設置したり、観葉植物を取り入れたりするのも素敵ですね。
寝室の収納
寝室には衣類や寝具などを収納するクローゼットや、収納家具を設置するのがよいでしょう。ゆっくりくつろぐためにも、ベッド周りやそのほかのスペースにものが散らからない工夫が必要です。
ウォークインクローゼットなどのゆとりある収納スペースがあると、布団乾燥機やシーズンオフの衣類や家電・来客用の寝具などがしまえて便利ですね。
寝室のレイアウトを考える際の注意点
寝室の快適性を高めるためには、レイアウトにも注意しなければなりません。
枕の位置が窓側やドア側にならないようにする
窓からの冷気や光でぐっすり眠れなかったり、ドアから人が出入りすることで目が覚めてしまったりする可能性があります。枕の位置は、窓やドアから離れた場所に配置しましょう。
背の高い家具は置かない
背の高い家具があると、ベッドに横になったときに圧迫感を感じる原因となります。しっかり固定されていないと、災害時にケガをする恐れも。できれば腰の高さくらいの家具を選ぶのがおすすめです。
自分らしく快適に過ごせる寝室づくりのポイント
ここではおしゃれでありながらも、自分らしく快適に過ごすための寝室づくりのポイントを説明します。どのような寝室だとリラックスできそうかを、具体的にイメージしてみましょう。
気分が落ち着く壁紙やカーテンの色を選ぶ
寝室の壁紙やカーテンの色は、睡眠に影響があるといわれています。
ブラウンやベージュ・オフホワイトなど、大地を連想させる茶系の色は、緊張感を和らげて心を落ち着かせる効果があります。
グリーン・ブルーも植物や空などの自然を連想させる色なので、リラックス効果や鎮静効果に期待できます。色味が薄いほど刺激が少なく、柔らかい雰囲気になるでしょう。
一方で、赤やオレンジなどは気分を高めてくれる色ですが、交感神経を活発にする効果があるので寝室にはあまり向いていません。
好みがはっきりと分かれる部分ですが、色が持つ効果を参考にしながら自分が落ち着ける色を選びましょう。
照明の色やデザインにこだわる
照明は「電球色」を選ぶと穏やかな雰囲気になり、よりリラックスして過ごせるでしょう。反対に「昼白色」や「昼光色」などの明るい光にすると、眠りの質を高めるために必要なホルモンの分泌が抑制されるので、寝つきが悪くなってしまいます。
また、光を直接みると目からの刺激で脳が覚醒しやすいため、電球がシェードで覆われているものや、天井・壁を照らすタイプの間接照明を選ぶのがおすすめです。
快適に過ごせる室温・湿度を保つ
寝室は一般的に、「室温20℃前後」「湿度40〜60%」に保つのがよいといわれています。季節に応じて、エアコンや除湿機・加湿器などを適度に活用しましょう。快適な室温と湿度を保てれば、入眠がスムーズになり睡眠の質も高まるはず。
リラックスできる香りを取り入れる
就寝前には寝室の照明のトーンを落として、アロマオイルを炊きながらリラックスタイムを過ごすのも素敵ですね。
とくにおすすめなのが、ラベンダーとカモミール。安眠効果や鎮静効果が期待できます。
柑橘系のベルガモットにはリフレッシュ効果があるので、1日の疲れを癒して明日への活力を高める香りとしてもおすすめですよ!
防音性を高める
質のよい睡眠を取るためには、寝室の防音性を高めるのが重要です。いくら壁紙の色や室温などにこだわっても、眠りを妨げるような音が聞こえてきては台無しになってしまいます。
遮音(防音)カーテンも販売されていますが、より快適に眠るためには窓やドア・壁を防音仕様にするのが効果的。寝室をリフォームすることで防音性を高められるので、「外の音がうるさくてぐっすり眠れない…」「寝室で音楽や映画を楽しみたい!」という人は検討してみましょう。
快適に過ごせるおしゃれな寝室の事例
ここでは、QUMAが手がけた寝室の施工事例を紹介します。自分らしく過ごせるのはどんな寝室なのかを具体的にイメージしてみましょう。
【杉並区・T様邸】木のあたたかみを感じる開放的な寝室
2面に窓のある明るい寝室は、壁に木材を採用し、よりあたたかみを感じられるよう仕上げました。
ワークスペースを備えていて、仕事でよく使う書類や本を収納できる棚も設置。日中は仕事部屋・夜間は寝室として、お部屋を多目的に活用できます。
寝具はホワイトで統一しつつ、クッションやフラワーベースでおしゃれな雰囲気を演出。自分らしく快適に過ごせる寝室となりました。
【西東京市・F様邸】ウォークインクローゼットのある寝室
清潔感のある真っ白な壁が印象的な寝室には、圧迫感が出ないよう低いマットレスを厳選しました。寝具もホワイト・グレー系を選び、ほどよい”こもり感”と落ち着いた雰囲気の中でゆったり過ごせます。
寝室の一角には、ウォークインクローゼットを設置。仕切る壁は天井までいかない高さにして、寝室側のエアコンの風をウォークインクローゼットまで効率よく届くように設計しています。
空間を有効活用して、ゆっくり休めるスペースとお気に入りの衣類を保管できるスペースを実現しました。
【国分寺市・Y様邸】上質な眠りに誘うシンプルな寝室
夕焼けを連想させるあたたかな光がおしゃれな寝室は、ぐっすり眠ることを優先して、ベッドと飾り棚のみのシンプルなつくり。開放感が出るよう、廊下側に室内窓を設置しました。
画像右側の仕切り壁の向こうはウォークインクローゼットになっていますが、ベッドからは見えないので気が散ることもありません。多目的に使える寝室もおすすめですが、日々の疲れをしっかり癒すためのシンプルな寝室も素敵ですね。
リノベでおしゃれな寝室をつくる方法
寝室をおしゃれにするには、寝具やインテリア・照明などを替えるのが簡単な方法です。
しかし「もっと広くしてお気に入りの家具を置きたい!」「ホームシアターが楽しめるような寝室にしたい!」など、リノベすることも選択肢に入れれば、寝室づくりの可能性はもっと広がります。
QUMAでは暮らし方や使い方に合わせて、一人ひとりに合った寝室をご提案しています。相談は無料なので「リノベもありかも…?」と思った人は、お気軽にチャットボットからご相談ください!
理想の過ごし方ができる自分らしい寝室をつくろう
今回は、おしゃれで快適な寝室のつくり方を解説しました。
見た目の好みはもちろん、心から安らげるのはどんな空間?と考えながら、自分らしい寝室を目指してみてはいかがでしょうか。
QUMAではあなたらしい寝室をご提案させていただきます。ぜひお問い合わせください。