予算を叶え、“これから”にも対応していけるUさん邸[突撃レポートvol.02]
リノベーションしたあのお家、なんだかおしゃれ、しかも親子で素敵な暮らしをしているみたい……。そんな気になる素敵なご家族をQUMA編集部がinstagramで発見して、突撃インタビュー! 子どもとの豊かな暮らしを叶えるヒントを探ります。
目次
UさんFamily House
居住地:大阪
築20年のマンションを購入
住んで1年弱
リノベーション部分:浴室以外全て
UさんFamily Proeile
Papa
Yさん 39歳 会社員
音楽鑑賞、サッカー観戦が好き。かっこいいドラマー!
Mama
Sさん 32歳 会社員
ボルダリングが趣味で10年ほど続けている。今ではパパもハマり、夫婦の趣味に。
Son
Tくん 2歳
新幹線やバスが大好き。大好きな乗物のおもちゃは握りしめて離さない!
UさんFamily Lifestyle
平日のとある1日
まずはパパが起床。息子くん分の朝ごはんも作り、食べさせているそう。保育園はパパの勤務先に併設されているため、パパと息子くんはふたりで家を出ます。
ママはふたりより少し後に家を出て、1時間ほどかけて通勤。週に2日は在宅勤務ができるため、ダイニングテーブルで集中して仕事をしています。
パパは仕事が終わると保育園にお迎えに行き、夕ご飯担当も。
その後、パパかママどちらかが息子くんをお風呂に入れ、寝かしつけ。パパは夜遅くまで仕事をしていることもあるそう。
パパとママの趣味がボルダリングなので、休みの日は息子くんと一緒にジムへ。息子くんはパパ、ママが交代でみたり、常連さんがみてくれたりすることもあるそうです(将来は家族の趣味になるのかな~)。別の日には近くのアウトレットモールで服を買ったりして、楽しんでいます。
リノベーションありきの予算取りや物件探し
もともとは賃貸に住んでいたおふたり。子どもも生まれ、手狭に感じていたところ、妹さんがマンションを購入。「うちも買えるかも!」と思ったのがきっかけだそう。
パパは転勤の可能性もあるため、戸建てよりマンションを探すことに。もともと無印が手掛けた団地をリノベした物件に住んでいたこともあり、古いものに不満はなく、新築のようなきれいな建材だとインテリアが楽しくないと思っていたママ。内装材を好きにできるリノベは絶対やりたいと思っていました。
まずは予算を考えるため、ファイナンシャルプランナーに相談。その後、自分でもこれからのライフプランをシミュレーション(すごい!)。リノベや物件の予算をどれくらいかけると、何歳までどんな働き方をすることになりそうか、どんな暮らしができそうかなど、詳細を割り出したそうです。
物件はこの先、売るかもしれないことも考慮して、職場1時間以内の人気エリアでリサーチ。内見したところ、間取りや窓の外の竹林の風景が気に入って、1件目で即決したそう。
元の間取りをベースに扉や壁をなくすことでスペースを作り、これから子どもが大きくなって、生活スタイルが変わっても対応できるようなリノベを実現しています。
子どもとの豊かな暮らしヒント
ヒント1
子どもが家の中でのびのび遊び回れるような間取りや床材
扉がなく、部屋がひと続きになっているスペースが多いため、息子くんが走り回ったり、物陰に隠れて遊んだりしています。
はじめは床材にフレキシブルボードを希望していたママですが、息子くんが転んでも痛くないように考えて、塩ビタイルをチョイス。
リビングに作られたアール(曲線)の壁はもともと広く見えるようデザイナーさんが提案してくれたそうで、出っ張っていないので息子くんがぶつかっても大丈夫な仕様に。
ヒント2
子どもグッズの収納は既存家具を使って、おしゃれで機能的に
子どもスペースに置いてある収納家具はイケアのもの。リビングとの仕切りにもなり、おしゃれなので見せる収納として活用しています。
子どもが成長したら間取りも変わり、使う家具も変わると考えて、既存家具をうまく使用しているUさん邸。家には造作棚など、動かせない家具はほとんど作っていないそう。
ちなみにWICや寝室も同じ考えで、リノベの際、造作などは付けず、作り込まないことでこれから暮らしが変わっていっても対応できるように考えられています。
また、作り込まないことで予算を抑えられるというメリットも。
ヒント3
理想のベビーチェアがないなら、自らDIY!
気に入るベビーチェアがなかなか見つからなかったというママ。なんと、ユーズドのトリップトラップを手に入れて、理想の椅子にDIY!自ら電動サンダーで削ったり、塗装したりと、工程も楽しみながら、理想のベビーチェアを自ら作り上げました。もちろん予算も抑えられ、愛着のわく1脚に。
暮らしの変化に合わせて、フレキシブルに変わっていきたい
リビングにある収納スペースはワークスペースにするつもりだったのですが、今、使っていないので活用できるスペースにしたいなと思っています。ここも作り込まずに、棚を取り付けているだけなので、どんな風に活用できるか考えるのも楽しいです。
余白を残すことで、ずっとワクワクできる暮らし
家をつくるとき、どうしても理想を追い求めて、完全な形を目指してしまいがち。でも、年月が経つと家族や暮らしの形が変わり、“完全な形”が不便になってしまうことがあるかも。予算の問題だってどうしても出てきます。
Uさん邸はそんな、「この先変わっていく」ということをしっかり意識して、余白を残すリノベや家具選びをしていました。
完全な形にしないことで、ワクワクがずっと続く暮らしを実現することができる、そんなことをUさん邸に教えてもらいました。
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@mh___yands