洗面台をおしゃれにするコツとは?基礎知識から実例まで解説!
「生活感のある洗面台をどうにかしたい!」「おしゃれな洗面台に憧れるけど、なにから手をつければいいのかわからない…」など、毎日使う洗面台に不満がある人も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、使いやすい洗面台を目指すための基礎知識や、おしゃれな洗面台をつくるポイントを解説します。洗面台で少しでもお悩みの人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
洗面台について深く考えてみよう
歯を磨いたり顔を洗ったりなど、身だしなみを整えるために毎日使う洗面台。おしゃれな場所に仕上げるために、まずは洗面台の種類や設備について詳しくみていきましょう。
洗面台とは?洗面化粧台とどう違うの?
「洗面台」は、水栓と洗面ボウルで構成されています。鏡のある洗面台もありますが、歯磨きや洗顔ができるシンプルなつくりが特徴。
玄関や廊下・トイレなどに「手洗い専用」で設置する場合は、洗面台で十分な場合が多いですね。
一方「洗面化粧台」は、水栓・洗面ボウル・鏡に加えて、照明や収納・コンセントなどで構成されています。手洗いや洗顔以外にも、化粧や髪のセットなどの身支度もできるのが特徴。
収納や大きな鏡がある分、設置するためにはある程度の広さが必要なので、洗面脱衣所などに設置されることが多いです。
洗面台の種類
洗面台の種類は、次の3タイプに分けられます。
壁付けタイプ
カウンターがなく、壁に直接洗面ボウルを設置するタイプ。無駄がないシンプルなフォルムで、スタイリッシュな印象があります。
置き型タイプ
カウンターの上に洗面ボウルを置くタイプ。デザイン性の高い円形や楕円形の洗面ボウルも置けるので、おしゃれな雰囲気を出しやすいのが魅力!
埋め込みタイプ
洗面ボウルをカウンターの中に埋め込むタイプで、完全に埋め込むパターンと半分ほど埋め込むパターンの2種類があります。
深さのある洗面ボウルを採用できるので、洗顔や手洗いがしやすいのが特徴。完全に埋め込むタイプは凹凸がなくなるので、すっきりとした印象で掃除もしやすいですよ。
洗面化粧台の種類
洗面化粧台にも、次の3つの種類があります。
ユニットタイプ
水栓・洗面ボウル・鏡・照明・カウンター下収納・コンセントがセットになっている洗面化粧台。比較的リーズナブルで、賃貸でもよく見かけるオーソドックスなタイプです。
さまざまなメーカーから発売されていますが、横幅は60cm・75cm・90cmと大体決まっているので、左右にスペースが空いてしまう可能性も。
システムタイプ
ユニットタイプの設備に加えて、上段や左右に収納棚を増設できるタイプ。洗面所の広さに合わせて設備を自由に組み合わせられるため、デットスペースができにくいのが特徴です。収納力が大幅に増えるのはもちろん、洗面所をトータルでコーディネートできます。
カウンタータイプ
水栓や洗面ボウルを設置するカウンター・鏡・照明などが、それぞれ独立しているタイプ。システムタイプと同じく設備は自由に選べるので、オリジナルの造作洗面台としてつくられることも多いです。スタイリッシュでおしゃれな洗面台を目指すなら、とくにおすすめ!
おしゃれな洗面化粧台を構成する設備
おしゃれな洗面台を目指すなら、水栓・洗面ボウル・鏡にこだわりたいところ。それぞれの設備にはどのような種類があるのかもみてみましょう。
洗面ボウル
洗面ボウルには、四角形・円形・楕円形などの形があり、大きさや深さもさまざまです。素材は、陶器・ホーロー・人工大理石などが一般的。
デザイン性を重視するとおしゃれな洗面台になりますが、水はねや掃除のしやすさにも考慮するとさらに満足度がアップするはず!
鏡
洗面台には、四角形や円形の一面鏡や三面鏡がよく使われています。後ろが収納になっている鏡や、デザイン性の高い木枠の鏡などが人気。
見やすい大きさや高さにこだわって、身支度が楽しくなるような鏡を採用するのがおすすめです。洗面脱衣所に設置する洗面台なら、曇りにくい鏡を選ぶのもポイント!
水栓
洗面台の水栓には、次のような種類があります。
ハンドル式:水とお湯の2つのハンドルがあるタイプ
シングルレバー式:レバーハンドルを上下に動かして水の量を調節し、左右に動かして温度を調節するタイプ
ハンドシャワー式:シングルレバー式にシャワー機能がついたタイプ。ホースを伸ばせるので、洗面台で髪を洗ったり掃除したりするのに便利です。
おしゃれな洗面台をつくるポイント
次に、おしゃれな洗面台にするための重要なポイントを説明しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
洗面台周りのテイストや色を統一する
おしゃれな雰囲気を高めるためには、洗面台周りのテイストや色を統一することが大切です。洗面台には細々としたアイテムが多いので、テイストや色がバラバラだと雑多な印象になってしまうからです。
たとえば、アイテムをナチュラルテイストや清潔感のある白で統一したり、洗面台収納の扉の色に合わせて壁紙や床の種類を決めたり。鏡の枠に合わせてカウンターの素材を選んだりなど、空間そのものをコーディネートするという風に考えると、洗面台がぐっとおしゃれになるでしょう。
収納力を高める
カウンターにドライヤーや化粧品などが散らかっていると、おしゃれな洗面台には見えません。生活感が出過ぎないように、十分な収納スペースを確保しましょう。
必要な収納の大きさや数は、家族の人数や使っているアイテムの種類・量によっても変わります。今持っているものを改めて見直して、ベストな収納を見極めるのが肝心です。
照明にこだわる
おしゃれな洗面台にしたいなら、照明にこだわるのもポイントです。メイクをするなら自然光に近い「昼白色」が適していますが、おしゃれな雰囲気を演出したいときや、寝る前にリラックスして使いたいなら「電球色」がおすすめ!
天井や洗面台の照明・間接照明の色をそれぞれ分けて、シーンに応じて切り替えできるとおしゃれかつ使いやすい洗面台になるでしょう。
使い勝手のよさも重視する
おしゃれな洗面台は素敵ですが、見た目だけにこだわってしまうと使い勝手が悪くなってしまうかもしれません。使いやすい洗面台の高さにすることや、コンセントの位置と数の計画、防水性のある壁紙や床を選ぶことも重要です。
これらのポイントを参考に、おしゃれで使いやすい洗面台を目指してみてくださいね!
おしゃれで使い勝手の良い洗面台の事例
ここでは、QUMAが手がけた洗面台の施工事例を紹介しますので、自分好みの洗面台を具体的にイメージしてみましょう。
【世田谷区・K様邸】生活動線のよい造作洗面台
玄関とLDKを隔てる大型造作棚の一角に、無駄のないシンプルな造作洗面台を設置した事例です。
洗面ボウルがカウンターの中に完全に埋め込まれているタイプなので、凹凸がなく掃除のしやすさも抜群。必要最低限のアイテムだけを並べているので、生活感が出過ぎる心配がなく、よく目に付く位置に洗面台があってもストレスになりません。
外出前には鏡をみながら身支度できますし、帰宅後にはすぐに手を洗えるので、とても使い勝手のよい洗面台です。
【西東京市・F様邸】選りすぐりのアイテムで造作したこだわり洗面台
モールテックスで仕上げたカウンター、サイズ感が可愛らしい置き型のボウル、木製枠が印象的な鏡。一つひとつ選び抜いたアイテムで造作した洗面台です。
無機質なようであたたかみも感じる雰囲気は、おしゃれな洗面台そのもの!収納はオープン棚ですが、全体的なテイストや色を統一しているので、生活感が少なくおしゃれにまとまっています。
【渋谷区・K様邸】限られた空間を有効活用した廊下洗面台
マンションによくある長方形の物件でデットスペースになりがちな廊下に、洗面台を設置した事例です。梁があり高さが確保できなかったため、システムタイプは採用せず、カウンター・棚・照明をそれぞれ組み合わせてつくりました。
帰宅後の動線上に洗面台があるので、ドアノブなどどこにも触らずに手洗いができ、ウイルス対策もバッチリ!お子さまにとっても、生活習慣が自然と身につきやすい間取りとなっています。
リノベでおしゃれな洗面台をつくる方法
洗面台をおしゃれにできるのは、家を新築したり購入したりするときだけではありません。
既存のお住まいで洗面台周りだけをリノベーションすれば、いつでもおしゃれな洗面台に変えられるのです!
たとえば、洗面台だけを好みのデザインや機能のものに交換する、間取りを変えて収納力抜群のシステムタイプの洗面台にリノベするなど、方法はさまざま。玄関周りにスペースがあれば、おしゃれな壁付けタイプの洗面台を造作するのも素敵ですね。
QUMAでは暮らし方や使い方に合わせて、ご家庭にぴったりな洗面台をご提案しています。相談は無料なので「リノベもありかも…?」と思った人は、お気軽にチャットボットからご相談ください!
おしゃれな洗面台で自分らしい暮らしを楽しもう
今回は、洗面台の基礎知識やおしゃれな洗面台をつくるポイントを解説しました。
洗面台はたくさんのメーカーから商品が販売されていて、デザインや機能もさまざま。また、住まいにぴったり合うサイズやデザインで造作することもできます。
どちらを選ぶにしても、自分の暮らし方に合った洗面台をつくることが大切です。
QUMAでは洗面台にこだわりたい!というあなたのご相談もお待ちしております。ぜひお問い合わせください。