教えてクマ博士!物件購入とリノベの予算って?使えるお金と必要なお金
これまで何軒ものリノベを手がけ、研究してきたクマ博士。東京の片隅にある研究室には連日のように来客があり、リノベに関する「これってどうなの?」を愉快痛快にお話しているようです。 今日来ているのは、子供を授かったことをきっかけに物件購入やマンションリノベが気になりはじめた、タナカさんご夫婦(犬と猫を1匹ずつ飼っている)。 今回は、物件購入やリノベの全体費用について悩んでいるみたい。早速のぞいてみましょう。
目次
大丈夫!物件購入やリノベに「使えるお金」や「必要なお金」、そして「物件購入費とリノベ費のバランス」について詳しくお教えします。
順を追ってみていきましょう。
STEP1「使えるお金」を知ろう
また、「住宅ローンの借入額」は、一般的に返済の割合が年収の25%以内であれば安心であると言われています。
例えば、年収別に見るとこれくらいが目安です。
そういえば、あなたのへそくりもあったわよね?
STEP2「必要なお金」を知ろう
気をつけたいのが頭金。頭金ゼロで全てローンで購入することも可能ですが、その分、返済額は大きくなります。
- ・固定資産税や不動産取得税などの税金
・登記費用
・火災、地震保険料
・ローン借入費用
・印紙税
・仲介手数料
など、物件やケースによりますが、物件購入価格の約7~8%が目安で掛かるので、忘れてはいけません。
その他、引っ越し代や家具購入費もかかります。
STEP3「物件購入費とリノベ費のバランス」を知ろう
例えば、ほぼ同じ広さのリノベをしたAさんとBさんを比べてみましょう。
物件価格を抑えて、こだわりリノベをしたAさん
物件購入費 3,500万円 + リノベ費 1,200万円
広さ 70㎡
間取り 3LDK → 2LDK+2S
リノベ内容
・フルスケルトンからのフルリノベーション
・間取りを暮らしに合わせた2LDK+Sにチェンジ。ウォークインクローゼットも設置。
・素材にこだわり、無垢材を使ったり、玄関を土間にしたり。
・コミュニケーションがしやすい大型の対面式のキッチンが!
内装にこだわりがあったAさん。床材や壁材などは納得のいくものをこだわってチョイス。
造作家具なども取り付け、自分好みの空間を実現!暮らしやすさを考えた生活動線も考えました。
その分、アクセスや築年数にはこだわらず、物件価格を抑え、予算内を叶えました。
大型のキッチン、憧れるな~
アクセス抜群のエリアで、うまくやりくりリノベしたBさん
物件購入費 4,300万円 + リノベ費 400万円
広さ 70㎡
間取り3LDK → 3LDK
リノベ内容
・間取りは既存を活かしたまま
・床材は一部分だけお好みのもので上貼り
・水回りは基本既存利用だが、タイルや小物で装飾
・壁紙替えたりダイノックシートを貼ったり、意匠は好みに変更
どうしてもアクセスは譲れなかったBさん。
立地や築年数など、これだというお気に入りの物件を探し、物件を活かすようなリノベ内容に。
水回りや間取りは既存のものをうまく利用し、家具も基本置き家具にして、住む前にしかできない壁や天井、照明計画を少しだけ変更しました。
教えてクマ博士!リノベーションっていくらかかるの?
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「使えるお金」については、ファイナンシャルプランナーさんに相談するのがおすすめ。
「必要なお金」や「物件購入費とリノベ費のバランス」については、おふたりがどんな暮らしをしたいかという観点から、親身になって相談に乗ってくれたり、物件探しまで一緒にお手伝いしてくれるリノベ会社を見つけることが重要です。
ちなみに、QUMAなら全て実現できちゃいますよ。
今回ご紹介したのはあくまで目安。ご家族によって全く違ってくるものなんです。
だからこそ、納得できる形を一緒に見つけたいなと思っています。
クマ博士のまとめ
「使えるお金」は住宅資金に使える貯蓄額+住宅ローン借入額
「必要なお金」は購入諸経費+物件購入費+リノベ費
「物件購入費とリノベ費のバランス」は振れ幅が大きいが、その分、工夫次第で調整ができる
今回の記事で、ざっくり目安をつかんだら、ぜひQUMAはもちろん、リノベ会社やファイナンシャルプランナーへ相談を。
不安なことや、わからないことなど、きっとアドバイスをくれるはず。
大きな買い物なので、納得できる予算を組んでくださいね!