ウッドデッキをつくるならDIY?リノベーション?注意点や費用・事例を解説
ウッドデッキをつくりたいと検討する際は、「DIYでつくる?それともリノベーションする?」と悩む人も多いでしょう。費用を抑えるならDIY、完成度を高めるならリノベーションというイメージもありますよね。 今回は、DIYでウッドデッキをつくる際の方法や注意点、リノベーションの費用相場を解説します。安全で快適なウッドデッキをつくるポイントも紹介しますので、DIYかリノベーションかで迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ウッドデッキはこんなに便利で楽しい!
ウッドデッキにはさまざまな活用方法があります。DIYやリノベーションでつくることで、暮らしはもっと楽しくなるはず!
活用術①アウトドアリビング
ウッドデッキにテーブルやベンチを置けば、アウトドアリビングとして活用できます。休日に家族でブランチをしたり、友人を招いてバーベキューを楽しんだり、自然をより身近に感じながら暮らせるでしょう。
長時間ウッドデッキで過ごす場合は、日除け対策としてシェードやタープを設置するのがおすすめ。また、フェンスや庭木など目隠しとなるエクステリアも検討しましょう。
活用術②ランドリースペース
ウッドデッキはおしゃれなだけでなく、実用的なのも魅力のひとつ。日当たりのよい場所につくれば、たくさんの洗濯物を干せるランドリースペースとして活躍します。
毎日洗濯を干すなら物干しスタンドを備え付けてもよいですが、アウトドアリビングやほかの用途でも使いたいのなら、折りたたみ式の物干しスタンドを採用するのもおすすめ。
活用術③ガーデニング
大きな庭がなくても、ちょっとしたウッドデッキがあればガーデニングを楽しめます。近ごろはマンションのベランダにウッドデッキパネルを敷いて、ベランダガーデンを楽しむ人も増えていますね。
色とりどりの花はもちろん、プランターやジョウロなどお気に入りのガーデニング用品を揃えれば、心や暮らしにゆとりが生まれるでしょう。
活用術④子どもやペットの遊び場
平らなウッドデッキは、子どもやペットの遊び場としても大活躍!天気のよい日は日向ぼっこをしたり、夏はプールを楽しんだり。晴れた夜は、家族みんなで星を眺めるのも素敵ですね。
ただし、転落防止のために手すりやフェンスを高く設定するなどの対策が必須です。
ウッドデッキの素材
ウッドデッキの素材は大きく分けて、『天然木』と『人工木』の2種類。それぞれの特徴や費用をみていきましょう。
種類 | 特徴 | 費用 |
天然木(ソフトウッド) | ・自然な風合い ・加工しやすい ・腐食や劣化しやすい | 低価格で購入できるが、メンテナンスなどのランニングコストは高くなりがち。 |
天然木(ハードウッド) | ・自然な風合い ・ソフトウッドよりも耐久性がある | ソフトウッドや人工木よりも高い。 |
人工木(木粉+樹脂) | ・汚れが落ちやすくメンテナンスが簡単 ・ささくれなどでケガをする心配がない ・ウッドデッキが熱くなりやすい | ソフトウッドよりは高いが、ランニングコストが抑えられる。 |
天然木の魅力は、なんといっても自然な風合いが楽しめること。ナチュラル思考やアウトドア好きの人が好む素材といえます。天然木には『ソフトウッド』と『ハードウッド』の2種類があり、DIYする人は加工のしやすさからソフトウッドを選ぶ人も多いです。
ただし、天然木は色褪せや反りなどが起こりやすく、メンテナンスの手間がかかるのが難点。とくにソフトウッドは、防腐剤を使用しても3〜5年ほどで腐食してしまう可能性もあります。
人工木は腐食・劣化しにくいのが魅力。汚れも落としやすく、メンテナンスが簡単なのも高ポイントです。一方、天然木よりも熱を吸収するためウッドデッキが熱くなりやすいので、日除け対策をしっかり行いましょう。
ウッドデッキをつくる際の初期費用は、ソフトウッド<人工木<ハードウッドの順に高くなる傾向です。
DIYでウッドデッキをつくる方法
ウッドデッキをつくる方法は、『リノベーション』と『DIY』の2通り。ここでは、DIYでつくる際に必要な材料や道具、作業工程について説明します。
必要な材料や道具
ウッドデッキをつくる際に必要な材料は、木材・土台となる束石・コンクリートピンコロ・砂利など。道具は、ビス・インパクトドライバー・電動ノコギリ・きり・水平器などを用意しましょう。
必要に応じて、ペンキや防腐塗料・モルタルなども準備します。
ウッドデッキのつくり方
採寸:まず設置したい場所を採寸して、ウッドデッキの幅や奥行き・高さを決めます。
土台づくり:束石やコンクリートピンコロで土台をつくります。とても大変な工程ですが、ウッドデッキを安全に使うためには慎重かつていねいに作業しましょう!
枠組みづくり:土台の上に枠組みをつくります。土台がまっすぐになっていない場合は、束柱を立てたタイミングで糸を張り、水平になるように調整します。
板張り:枠組みの上に床となる板を張ります。板の間隔を3〜5mmほど開けると、通気性や水はけがよくなりますよ!
最後に、目隠しとしてフェンスや日除けシェードなどを取りつけて完成です。
DIYでウッドデッキをつくる際の注意点
ウッドデッキをDIYでつくる際には、いくつかの注意点があります。
まずは、施工精度。ウッドデッキはDIYの難易度が高いだけでなく、家族の安全性を確保するために精密な施工が求められます。しっかりとした土台づくりはもちろん、落下を防ぐために手すりやフェンスはどのくらい高くなければならないのかなども考えなければなりません。
また、忘れがちなのが材料の置き場所。ウッドデッキのDIYは長期戦になるので、完成するまでのあいだ材料をどこに置くのかも考えておきましょう。
「DIYでは安全なウッドデッキをつくれないかもしれない…」と不安な場合は、プロに依頼してリノベーションすることをおすすめします。
ウッドデッキをリノベーションする際の費用相場
では、リノベーション会社に依頼してウッドデッキをつくる場合、費用はどのくらいかかるのでしょうか?
QUMAの事例で多い価格帯は『〜50万円』や『50〜100万円』。メンテナンスが楽な人工木を選ぶと、天然木(ソフトウッド)よりも高くなりやすい傾向にあります。
ウッドデッキの広さやフェンスをつくる・つくらないでも費用が変わってきますので、お気軽にお問い合わせください!
安全で快適なウッドデッキをつくる際のポイント
DIYやリノベーションでウッドデッキをつくる際には、安全かつ快適に過ごすための重要なポイントがあります。あなたに合った素材やデザイン・安全面を考慮した設計で、理想のウッドデッキを目指しましょう!
自分に合った素材を選ぶ
ウッドデッキの素材は天然木(ソフトウッド・ハードウッド)や人工木がありますが、自分に合った素材を選ぶことがとても大切。ライフスタイルに合わない素材を選んでしまうと、掃除や管理が大変で後悔してしまうかもしれません。
たとえば、仕事や家事・子育てが忙しい人・メンテナンスの手間をかけたくない人は、腐食しにくくメンテナンスが楽な人工木がおすすめ。一方、アウトドアが好きな人や、手間がかかったとしてもより自然をより身近に感じたい人は、天然木を選ぶとよいでしょう。
自分にはどの素材が合うかわからない場合は、リノベーション会社に相談すればライフスタイルや考え方に合った素材を提案してくれますよ!
手すりや目隠しの高さに気をつける
子どもやペットが思いっきり遊べるウッドデッキをつくるなら、手すりや目隠しの高さに気をつけましょう。落下を防止するのはもちろん、外からの視線をシャットアウトすることで、より安全な環境でお子さんやペットを守れるからです。
ウッドデッキのフェンスは一般的に80cm・120cm・180cm前後に設定されることが多いですが、80cmではお子さんが足をかけたりペットが飛び越えたりする可能性も。目隠しも兼ねるなら、160〜180cm程度に設定しましょう。
設計力や提案力の高いリノベーション会社に依頼する
住まいの一部となるウッドデッキは、外観や内装とのバランスを考えることも大切。安全面を考慮するのはもちろん、デザイン性の高いおしゃれなウッドデッキをつくりたい人は、設計力や提案力の高いリノベーション会社に依頼しましょう。
ウッドデッキの使い方に合わせたフェンスの高さや、日陰のバランスを考慮した設計など、プロならではの手法で満足度の高いウッドデッキが仕上がるはず!
ウッドデッキのリノベーション事例
都心に建つマンションのベランダに、ウッドデッキを施工した事例です。ウッドデッキの周りに庭木などの植物も植え、エクステリアをトータルデザインしました。
ウッドデッキに照明を設けることで、夜は違った表情を楽しむことも。室内のリビングとひと続きに自然が広がって見える設計で、ゆとりや彩りのある暮らしをご提案しました。
ウッドデッキをリノベーションするならQUMAへ!
アウトドアリビングやランドリースペースなど、さまざまな活用方法があるウッドデッキ。自分に合った素材やデザインを選ぶことで、毎日の暮らしがぐっと楽しくなるでしょう。
ウッドデッキはDIYでもつくれますが、安全面や材料の置き場所など注意すべき点が多いため、慎重に考えることが大切。QUMAは、DIYかリノベーションかで悩んでいる方のご相談も大歓迎!ぜひお気軽にお問い合わせください♪