ワンちゃんも人も居心地のいい家

お施主さまは豆柴を飼われているご夫婦。「犬と一緒に暮らせる家」をコンセプトに、人だけでなく、愛犬も快適に過ごせる家づくりを目指しました。まず、間取りは造作棚を中心に、LDK～玄関と、壁を作らず回遊性のあるレイアウトを設計。そうすることで愛犬が自由に走り回れます。さらに、散歩から帰ってきたらすぐに足を洗えるように、玄関近くに洗面台を置いたり、愛犬が走っても滑りにくいフローリングを取り入れたりと、設備の位置や素材も「愛犬との暮らし」を考えて選びました。

インテリアが好きなご夫婦なので、家電や雑貨、靴など見せてもおしゃれなものを多くお持ちでした。そこで、キッチン棚や靴箱には扉を付けず、見せながら収納することに。季節ものの家電など、隠したいものについては部屋の真ん中にある造作棚にたっぷり収納できるスペースを確保しました。

工事が始まった段階で、お施主さまにご要望をいただき、キッチンの天井にルーバーを付けることに。工事の日程に少し余裕を持たせていたことから、大きな混乱もなく、お施主さまにご満足いただけるものを完成させることができました。

扉を付けない「見せる収納」を多くすることで、コストカットを実現。さらに洗面台の鏡などはお施主さまにご準備いただいています。その分、フローリングの素材や、キッチン、洗面台など、インテリア性の高い設備にこだわることができました。