森の中に佇む、洞窟のような隠れ家

今回、お施主さまが設計士だったため、こちらのお部屋もお施主さまご自身が設計されました。鎌倉の自然豊かな山の中に立っているマンションであることから、洞窟の中で過ごしているような家をイメージ。天井が高く、開放感のあるつくりや、窓から見える景色を活かしてリノベーションをしました。

壁には特殊な塗料やモルタルを使ったり、床には無垢フローリングを使ったりと素材にこだわり、落ち着いた空間を実現しました。在宅ワークが多いというお施主さまも、自然を感じながらゆったりと仕事のできる家に。

お施主さまは、普段あまり住宅の設計はされていないということだったので、使いたい素材が住宅に使えるか、納まりはどうか、価格的にもっと他の選択肢がないかなど、QUMAは住宅のプロとしてアドバイスをさせていただきました。

今回、お風呂やトイレなどはきれいな物件だったため、リノベーションをしていません。その分、LDKやワークスペースなど、長く過ごす場所はコストをかけてこだわりの空間を作り上げました。