家族が集まるダイニングテーブルのある、ひとつながりの空間
こだわりポイント①
ゆるやかに区切る、ひとつながりの空間
もともとはスタンダードな間取りだったマンションの部屋をリノベーション。「ひとつながりの空間」というコンセプトのもと、繋がりや広がりを感じられるような部屋づくりを心掛けました。 浴室など水回りのスペースを固め、そのほかのリビングやキッチン、寝室などは収納でゆるやかに区切ることで、見通しが良く、気持ちのいい空間を実現しています。
本を読むことが多いため、椅子に座って過ごす時間が長いというお施主さまの暮らしに合わせて、ダイニングテーブルを造作。 親はごはんを食べているとき、隣ではごはんを終えたお子さまが宿題をする…など、共働きでお忙しい家族でも一緒に時間を過ごせるよう、大きなテーブルをデザインしました。友人を招待してもゆったり過ごすことができます。
こだわりポイント②
素材にこだわったダイニングテーブル
ダイニングテーブルは重すぎる素材を使ってしまうと扱いづらいため、軽さがあり、かつ割れにくい素材を模索。当時はそこまでメジャーな素材ではありませんでしたが、モールテックスを採用しました。機能性もデザイン性も両立することができ、世界にたったひとつのテーブルに。
空間を区切った収納は造作をしたため、壁を作るよりコストが掛かりましたが、その分、キッチン対面のシェルフは既製品を使用することでコストダウン。全体のデザイン性を損なうことなく、使いやすさも実現しています。
建物情報
タイプ | マンション | 所在地 | 品川区戸越 |
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広さ | 66㎡ | 築年数 | 35年 |
家族構成 | FAMILY | 間取り | 2LDK |