空間の広がりを感じる、憧れを叶えたリノベーション

雑誌などでイメージを集めていたお施主さまが憧れていたのがタイルのある暮らし。そこでリビングにこだわりのタイル張りを実現しました。ただ、タイルだけでデザインしてしまうとクールな印象が強すぎるため、一部はフローリングを敷き、天井には木目調のクロスを貼るなど温かみをプラス。バランスの良いデザインになりました。

さらにこちらの物件は96平米と広さがあったため、空間の広がりを活かせるようなリノベーションを意識しています。例えば一部の壁にルーバーを採用したり、寝室と廊下の間に内窓を設置したり、ガラス面を大きくとったドアを置くなど。こうすることで光も入り、開放感を感じることができます。

こだわりのタイルはお施主さまと一緒にショールームへ行き、実際のサンプルを見て決めていただきました。ショールームには幅広い種類の建材があるため、QUMAがサポートしてプランに合うタイルをいくつか提案することで、お施主さまも時間を有効活用でき、納得して決めることができました。

こだわりのタイル、キッチン設備にコストを掛けた分、収納はコストをおさえる工夫がたくさん。リビングの収納棚ははじめ造作を予定していましたが、無印良品の既製家具を使用。玄関収納は既存のものを利用してシートを貼るだけに。さらに寝室のWICは壁を立てるだけの仕様にすることで、扉をつけるより大幅に予算をおさえることができました。