トップページ コラム 内装リフォームはいくらかかる?費用相場と予算を抑えるコツ・事例を紹介

内装リフォームはいくらかかる?費用相場と予算を抑えるコツ・事例を紹介

内装リフォームとは、天井や壁のクロス・床・水回りの設備などを新しくすることを指します。住み心地に直結する部分なので、経年劣化が特に気になる部分でもありますよね。今回は内装リフォームの費用相場やリフォームすべきタイミング、予算を抑えるコツをわかりやすくお伝えします!

目次

内装リフォームの費用相場とメンテナンス周期


内装リフォームを考え始めたら、どれくらいの費用がかかるかを知っておくことが大切です。ここでは代表的なリフォーム箇所と費用、リフォームを考えるタイミングの目安をまとめています。

▽内装リフォームの費用相場とメンテナンス周期

リフォーム箇所費用相場メンテナンス周期
壁のクロス張り替え約650~1,700円/㎡5~10年
床の張り替え約2~6万円/帖5~10年
ドア・ふすまの交換ドア:約10~25万円
ふすま:約3~5万円
10~15年
間仕切りの増設・撤去(間取りの変更)約7~25万/箇所ライフスタイルに合わせて

壁のクロス張り替え

手軽に部屋の雰囲気を変えられる壁紙のリフォームは、費用も安めで人気があります。

費用の相場はベーシックな壁紙で約1,200~1,800円/㎡、消臭などの機能性やカラーバリエーションのある壁紙で、約1,700円~2,300円/㎡です。

●リフォームの目安:5~10年

床の張り替え

床も素材によってがらっと雰囲気が変わる、人気のリフォーム箇所です。

複数の板を貼り合わせた『集成材フローリング』の費用相場は、約1〜2万円/帖。1枚の板から仕上げる『無垢材フローリング』は、約2~6万円/帖です。

集成材フローリングは費用が安めなので、リフォーム費用を抑えたい人におすすめ。一方、無垢材は天然木のあたたかみや経年変化を楽しめるので、細部までこだわりたい!という人におすすめです。

●リフォームの目安:5~10年

ドア・ふすまの交換

ドアやふすまのリフォームは、不具合の解消のほか、壁や床との統一感を持たせるために行うことが多い箇所です。

室内ドアのリフォーム費用の相場は、約10~25万円です。ふすまは費用相場が約3~5万円と品質や合わせ方によって幅があります。

●リフォームの目安:10~15年(ドア)、10年前後(ふすま)

間仕切りの増設・撤去(間取り変更)

「家族が増えた」「子ども部屋を仕切りたい」などライフスタイルの変化するタイミングでは、手軽に間取りを変えられる間仕切りの増設・撤去が人気です。

もっとも設置が簡単なアコーディオンカーテンは5,000~6万円程度でとりつけが可能で、木目パネルを使用したドアだと、費用は約1~4万円です。

子ども部屋を作るなどプライバシーを重視したい場合は、壁を設置して部屋を完全に仕切るほうがよいでしょう。費用は約8~23万円です。

●リフォームの目安:ライフスタイルの変わるタイミング

水まわりリフォームの費用相場と耐用年数

キッチン・お風呂・洗面台・トイレなどの水まわりは、設置してから10~20年程度が交換のタイミングといわれています。

一見、不具合がない場合でも内部の排水管などが劣化している場合もあるので、適切なタイミングでの修繕・取り替えが望ましいでしょう。ここでは、場所別の費用と耐用年数をお伝えします。

キッチン

キッチンはリフォームの規模によって、費用が大きく異なります。

コンロ・レンジフード・食洗機の交換や設置など、基本的な工事の場合、費用の目安は30万円程度。キッチンの位置を変えずに似た型のものへ変更する場合は、100万円未満で施工できる場合が多いです。

一方、壁付けから対面式、対面式から壁付けなどのレイアウトの変更は、100万円以上かかることもあります。

●リフォームの目安:15~20年

▽キッチンリフォームの費用相場

レイアウト費用相場キッチンの種類
壁付け→壁付け
対面式→対面式
約50〜150万円I型:50万円〜
L型:54万円〜
壁付け→対面式
対面式→壁付け
約150〜200万円ペニンシュラ型:60万円〜
アイランド型:150万円〜
※高グレードのキッチンの場合:200〜350万円以上

お風呂・浴室

お風呂・浴室には一般的に普及しているユニットバスと、在来浴室がありどちらを選ぶかによって費用が変わってきます。

もっとも多いのは在来浴室をユニットバスに交換するケースで、費用相場は約65~150万円です。ユニットバス同士の交換は約50~150万円、在来浴室同士の交換は約50~200万円が相場となっています。

浴室の移動やユニットバスのグレードアップを希望する場合、費用はさらにかかると考えましょう。

●リフォームの目安:15~20年

洗面台

洗面台のリフォームも施工範囲によって、費用が異なります。

機能の少ない洗面台の交換のみや、壁紙クロス・床材といった内装のみのリフォームなどであれば、20万円未満で施工可能です。スタンダードな洗面台の交換プラス内装のリフォームとなると、20~50万円が費用相場となります。

多機能のハイグレードモデルを希望する場合や、バリアフリーに変更したい場合は、50万円以上かかると考えましょう。

●リフォームの目安:15~20年

トイレ

トイレのリフォームは、便座のみを交換する場合は2万円程度で施工できます。それに内装のリフォームや温水洗浄便座の設置も含めると、洋式トイレ同士を交換する場合で15~50万円が相場となります。

和式から洋式への交換は15~60万円程度です。さらに、トイレの位置を移動させたい場合は20~60万円程かかります。

●リフォームの目安:10年~15年

内装リフォームの費用を抑えるコツ



夢が広がる内装リフォームですが、あれもこれもとプランに入れていくと予算オーバーしてしまうことも。希望の予算内で内装リフォームを叶えるために、以下のような費用を抑えるコツを知っておきましょう。

素材や工法を工夫する


設備や素材をできるだけ安価なものに変更することで、費用を抑えることができます。例えば、無垢材のフローリングを合板のフローリングに変更する、珪藻土の壁ではなく珪藻土風のクロスを選ぶなどの工夫が可能です。

優先順位を整理してこだわりの度合いが低い場所は、上のような素材の変更を考えてみましょう。また、既存の設備をそのまま利用できる場合もありますが、見えない部分が劣化している可能性もあるため、プロにきちんと見てもらうことが大切です。

まとめてリフォームする


部分的なリフォームを数回するのではなく、一度にリフォームしたい箇所をまとめて行うことをおすすめします。

今回はリビング次はキッチン、というように工事を分けてしまうと業者の人件費や施工費などがかさんでしまい、結果的に一度に大規模なリフォームをするより総額が大きくなってしまうことがあります。リフォームしたい箇所を最初に洗い出し、同じタイミングで施工できるように計画を立てましょう。

内装リフォームに強い会社を選ぶ


リフォーム業者は、会社によって得意とする分野が異なるため、内装リフォームを得意とする業者を選ぶようにしましょう。

内装リフォームの実施数が多い会社は、ノウハウが確立されているので工事費を抑えられる場合が多いです。また、まとめて仕入れることで建材・設備のコストを抑えてくれるメリットもあります。過去の事例を参考に、適切なアドバイスをもらえるのも嬉しいポイントです。

快適な暮らしを手に入れた内装リフォームの事例


ここからは、実際にQUMAで希望のリフォームを叶えられた方の実例を紹介します!リビング・水回りなど多くの方が希望される箇所の実例なので、ぜひ参考にしてください。

事例1.夫婦の理想を形にしたリビングだけのミニマムリノベ



3LDKの1部屋の壁を抜いてリビングを広くとる2LDKに変身させたK様のお家。リノベーション箇所を絞ることで、費用は約250万円、期間は約1.5月で実現しました。


広々としたリビングは、落ち着きがありながらもどこか異国情緒のあるアメリカンヴィンテージ風の仕上がり。

外の景色と一体化するような白い壁・広い窓と、経年変化したかのような深いブラウンの床材が、開放感と重厚感を絶妙なバランスで実現しています。


リビングは天井現しにすることで、従来よりも20cmほど天井が高くなっています。大人の遊び心を感じる、大胆でラフな雰囲気に。


キッチンの柱は、本物のレンガを貼り付けたブルックリンスタイル。シートではなく本物のレンガを使うことで、部屋の雰囲気によりマッチしました。細部のこだわりが光ります。

間取りBefore→After

事例2.住みこなしを後押しする水回りリノベ



時間がたつと、設備の劣化や不具合を感じることの多い水回り。N様夫妻も、物件購入から4年越しにキッチン・お風呂・洗面台・トイレの水回りを一新されました。


お二人の暮らしぶりを伺い、QUMA担当者が大切にしたのは、「掃除などの手間を省き、その分楽しめる時間を増やせる」リフォームにすること。

キッチンコンロの素材は、清潔に保ちやすいマグネットパネルをご提案し、不便を感じていた食洗機やIHグリルをも機能性の高いものに一新しました。


お風呂は換気扇が付いておらず湿気も溜まりやすかったため、配管を整備。洗い場や壁は、凹凸があまりないものにすることで掃除のしやすさを意識しています。


洗面所やトイレに収納棚を設置することで、それぞれの使う場所に収納が収まり便利になりました。トイレはパッと明るい気持ちになるような壁紙もこだわりポイント。

事例3.一人でもみんなでも楽しめるひとり暮らしリノベ



コロナ以降、おうち時間の充実を考えて、自分らしいリフォーム・リノベーションを行う方が増えました。H様も「家で過ごす時間をもっと快適に」という思いで一人でも、友人を呼んでも楽しめるこだわりのお部屋を作られました。

いずれ家を売ることも考えていたため、価値の下がらないリノベーションをQUMA担当者と相談して決めていきました。


お気に入りのキッチンカウンター。広めでダイニングテーブルのようにも使えます。友人を呼んでわいわい飲むのにぴったりです。高さを出すことで、ダイニングテーブルを置くよりも圧迫感がなく、広くない空間にもフィットしてくれています。


洋室をジム専用の部屋に変更。パーソナルトレーナーをされているH様の念願の空間です。自分で鍛えるだけでなく、生徒さんのレッスンも行えます。

リビング・ダイニングの一部を区切った、ベッドだけが入るミニマムな寝室。配管のでっぱりも、間接照明を設置することで活かしておしゃれに仕上げました。

間取りBefore→After

内装リフォームのご相談はQUMAへ!


内装リフォームというと、費用や時間がかかって大変そう…というイメージがあるかもしれません。そんな方こそぜひQUMAにご相談ください!QUMAでは予算はもちろん、今の環境やモチベーション、暮らしの中で大切にしたいことを伺い、納得できるプランをご提案しています。

リフォームの仕上がりに満足いただくだけでなく、リフォームの過程も安心で楽しかったという気持ちになっていただくことが私たちの目標です。問い合わせページからお気軽にご相談ください!

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