トップページ コラム 住宅のバリアフリーリフォームとは?価格相場、使えるお金の制度までご紹介!

住宅のバリアフリーリフォームとは?価格相場、使えるお金の制度までご紹介!

ご家族に高齢の方がいたり、リフォームの機会には、将来を見据えてバリアフリーリフォームを考える方もいらっしゃいますよね。実は高齢者の方だけでなく、小さなお子さんや妊娠中の女性にとっても優しいバリアフリーな住宅。バリアフリーって聞くけど、実際にはどのようなものなの?どのようなリフォームがあるの?などの疑問を詳しく解説していきます!

目次

バリアフリーリフォームとは

若い方や、健康体な時にはなかなか気付きにくいものですが、実は、階段やトイレ、浴室への動線や寒暖差など、高齢者や体の動きに不自由さがある方にとっては、意外と苦労することがあります。
また、室内で車椅子を使用する場合は、ちょっとした段差でも不便に感じることもあります。これらの不自由さや不便さを解消するのが「バリアフリーリフォーム」です。バリアフリーリフォームの代表例としては、段差の解消や、階段やトイレ、浴室などへの手すりの設置、車椅子の利用に対応した出入り口や通路の拡幅などがあります。高齢化が進む近年では、バリアフリーリフォームを取り入れる住宅もますます増えています。

床の段差を解消したり、廊下に手すりを設けるバリアフリーリフォームは、健康な大人にとってはもちろんのこと、幼い子どもから高齢者、怪我をした時や妊婦さんにも、安心・安全・快適に暮らせる住環境を作ることができる、皆に優しい住環境づくりといえます。

バリアフリーリフォームの工事内容と費用相場

それでは次に、バリアフリーリフォームの具体的な項目ごとの工事内容と費用相場についてみていきましょう。バリアフリーリフォームにはさまざまな項目がありますが、一気に全ての工事を行わなくても大丈夫です。まずは、一番不便に感じている箇所や、安全性を確保したい場所から始めるのが良いでしょう。

手すり設置

階段や段差などバランスを崩しやすい箇所は、転倒の危険性が高いため、前もって手すりを設置しておくと安心ですね。設置におすすめの場所は、階段だけでなく、トイレやお風呂、玄関など人が立ったり座ったりする場所です。設置する際には、実際に手すりを使う人にとって握りやすい手すり(形・種類)を選び、設置する高さを確認する、しっかり支えられるように下地工事をしっかり行う、などの点に注意すると良いでしょう。

玄関の手すり設置15,000円〜130,000 円程度
トイレの手すり設置20,000円〜180,000円程度
廊下、階段の手すり設置10,000円〜150,000円程度

浴室のリフォーム


実は、体が不自由になっても、入浴は一人でしたいという方は多いです。だからこそ、安心に入浴できるために、滑りにくい床面への変更、浴室と脱衣室の間の段差解消、またぎ高さの低い浴槽への交換、手すりの設置などを行うと安心ですね。また、高齢者の家庭内での事故で、最も多いのは浴室内での溺死です。これは、寒い浴室と熱いお湯の温度差により、血圧が急激に下がり、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こした結果起きると言われています。こうした事故を防ぐために、浴室や脱衣所に暖房設備を設置して浴室内外の温度差を無くしておくと安心です。

浴室暖房乾燥機の取り付け工事100,000円〜200,000円程度
半はめこみ式浴槽への変更500,000円〜800,000円程度

トイレのリフォーム


トイレは誰もが1日に何度も利用する場所です。使う頻度の高い場所だからこそ、しっかりと先を見据えたバリアフリーリフォームを行っておくと安心ですね。
和式トイレは足腰に大きな負担がかかるため、和式トイレを使用している場合は、まず洋式トイレへの変更がおすすめです。介助が必要な場合や車いすを使用する場合を考えて、スペースの拡張や手すりの取り付けも考えておくといいですね。

和式トイレから洋式トイレへのリフォーム220,000円〜570,000円程度
L字手すり取り付け25,000円〜45,000円程度

ドアのリフォーム


車いすでは通りにくいだけでなく、反対側にいる人にぶつかってしまう危険性もある開き戸。高齢者だけでなく、小さなお子さんがいるご家庭でも、スライド式の引き戸の方が指を挟む心配が減り安全なので、引き戸へ変更しておくと安心です。ドアの開閉を容易にできるよう、開き戸のドアノブをレバーハンドルに取り替えるだけの工事もあります。
ドアを引き戸に変えるバリアフリーリフォームは、暮らしの安全性を高めるだけなく、ドアの開閉分のスペースを有効に使えるようになるという一石二鳥のメリットもあります。

開き戸から引き戸への変更100,000円〜150,000円程度

間取り変更(廊下を広くするなど)

ご自宅の間取りそのものを変更することで、バリアフリーにつながるケースも少なくありません。高齢の方はトイレが遠くにあるために、つい我慢してしまうことも。寝室や居間とトイレを近くにするなど日常の動線をコンパクトにすると、活動的になられる方もいらっしゃいます。近年、「行きやすく使いやすいトイレ」であることは、介護予防の観点からも有効であると考えられており高齢者の方の健康維持につながります。
実際にどのような間取り変更を行うかや、どのような設備を利用するのかによって予算の幅は大きいのですが、QUMAで行っているリノベーションの費用相場は㎡単位13〜18万円程度で行うことができます。

利用できる補助金制度、リフォーム減税、助成金

それでは、次はバリアフリーリフォームに利用できる補助金制度やリフォーム減税、助成金についてです。せっかくバリアフリーリフォームをするなら、とリフォームしたい場所が沢山出てきてしまい、予算が想定以上に膨らんでしまうこともよくあります。バリアフリーリフォームには、大きく分けて補助金と税制優遇の2つの『優遇制度』があり、いずれも国や地方自治体が行っています。上手に制度を利用してリフォームを行いましょう。

介護保険法による住宅改修費の補助制度

介護保険では、要介護者等が、自宅に手すりを取り付ける等の住宅改修を行おうとする時、所定の手続きを行うと、実際の住宅改修費の9割相当額(支給限度基準額は20万円)が支給される補助制度があります。ただし、「手すりの取り付け」「段差の解消」「洋式便所等への便器の取り替え」など、対象となるリフォーム内容があらかじめが決められているため、事前にケアマネージャーなどにどのようなリフォームがあると安心かを聞きながら相談して進めると良いでしょう

バリアフリーリフォームに対する減税制度

所定のバリアフリー仕様にするためのリフォームをした場合、要介護者等本人または同居する人が、所有し居住している住宅のバリアフリー工事を行い、所定の手続きを行うと、控除対象限度額を上限として、10%の控除を受けられる減税制度があります。バリアフリー工事を行う者が、次のいずれかに該当することが必要です。

① 50歳以上の者
② 要介護または要支援の認定を受けている者
③ 障がい者
④ 65歳以上の高齢者または上記の②~③いずれかに該当する親族と同居している者

浴室やトイレの改良、手すりの設置、段差の解消、引き戸への取替え、滑り止めの設置などの代表的なバリアフリーリフォームが対象となります。
ただし、工事費が50万円以上であること、確定申告が不可欠である他、さまざまな条件があるため、詳しくは国税庁や市区町村に問い合わせをしてよく確認してください。

失敗しないためのポイント


tokyo renovation
ここまで、さまざまなバリアフリーリフォームについてみてきましたが、実はリフォームをしたものの問題が解決しなかった、かえって不便になってしまったといった失敗談もあります。

例えば、高齢の両親のために、車椅子になっても階段を登れるようにとリフトを設置したものの、数年経っても誰も利用していないのに、リフトの点検費用が毎年かかるだけでなくリフトが邪魔になり階段が登りづらくなってしまった、というケース。また、両親のためにお風呂場に頑丈な手すりを設置したけれど、実際に利用する両親からは、頑丈な手すりはつかむ場所が太過ぎて掴みにくい、高齢になり握力も弱ってきており、あまり手すりは役に立っていない、といったケースもあります。
バリアフリー・介護リフォームには「一般的な備え」と「その人に合わせた具体的」なリフォームがあります。今は不要だけど先々のことを考えた「備え」としてのリフォームと、高齢で介護が今すぐに必要な人の為の「個別的」なリフォームとでは内容が大きく変わってきます。「備えのためのリフォーム」は一般的な予防策としての工事内容になりますが、「個別的なリフォーム」は実際に使う方の使いやすさ・必要なものに合わせて行うリフォームです。この2種類のリフォームがあるということをよく理解し、混同しないように注意しましょう。

高齢の家族に介護が必要になったとき、小さなお子様がいらっしゃるとき、家族が怪我をしたとき、その生活をしっかりと支えるのはどのような住まいでしょうか?
それを満たす条件は、さまざまです。介護の場合でいえば、介護を受ける方が安心して心地良く暮らせる住まいであること、そして、介護をする方の負担が減るつくりである、という介護をする方と受ける方双方の視点が大切です。

QUMAに相談してみよう

バリアフリーリフォームの中にも、「備えのための一般的な予防策としてのリフォーム」
、「個別的なリフォーム」があるため、誰が、いつ、どのような場面で利用するのか、など事前によく考えた上で行うことが大切です。QUMAは、あなたにとって本当に必要なバリアフリーリフォームは、どのようなリフォームなのかを一緒に考えることができます。
補助金なども上手に活用しながら、現在、そして未来に向けて、あなたとご家族の「本当にやりたい」「誰もが快適な住まい」を叶える方法をご提案します。
ぜひ問い合わせページからご連絡ください。お待ちしています。

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