おしゃれなリフォームを叶えるコツは？真似したいと思える事例も紹介！

おしゃれな部屋へリフォームするためには、いくつかのコツがあります。あなたの理想を叶えるために、次のポイントを押さえましょう！

おしゃれなリフォームを叶えるための第一歩は、自分の好きなイメージを集めること。リフォーム事例や雑誌・SNSなどをみて、自分の理想に近いお部屋の写真や画像を集めてみましょう。

おしゃれなお部屋は、『モダン』『ナチュラル』『北欧風』『ブルックリン』など、ベースとなるテイストやコンセプトが決まっているもの。いろいろなテイストが混ざってしまうと、落ち着かない空間になったり、散らかって見えたりします。

そこで、ベースのテイストを決めるために、イメージ集めが大活躍！好きなイメージを多く集めることで、自分の本当に好きなテイストが明確になっていきます。
「リフォーム会社にうまく説明できるかな…」と心配な人も、写真や画像を見せて”好き”を共有することで、あなた好みのテイストを提案してくれるでしょう。

リフォーム事例やSNSなどで見かけた間取り・デザインを参考にするときは、自分の暮らしと照らし合わせて考えましょう。いくらおしゃれで素敵な部屋でも、自分が住むとなると不便に感じる場合もあるからです。

たとえば、お気に入りの雑貨やキッチン用品などを飾る”見せる収納”。仕事や育児が忙しくて、掃除や整理整頓に当てる時間が少ない人にとっては、おしゃれな状態を維持するのが負担になるかもしれません。

おしゃれな間取りやデザインを参考にするときには、自分の暮らしと照らし合わせて、生活しにくくないか・家事の負担が増えてしまわないかをじっくり考えてみましょう。

リフォーム・リノベーションは、広さや費用など限られた範囲の中で行うもの。すべての理想やこだわりを叶えるのは難しいので、家族と話し合い優先順位をつけましょう。

●家族で過ごすリビングの広さを優先する
●キッチンのデザインや設備にこだわるために、洗面まわりのコストは抑える
●寝るときしか使わない寝室は、既存の状態を利用する

過ごす時間が長い空間や、どうしても譲れない部分に広さとコストを優先させることで、リフォーム・リノベーションの満足度はぐっとアップします。コストオーバーしてしまいそうなときも、優先順位を思い返してプランを練り直すのもおすすめですよ！

QUMAの事例をもとにした、リフォーム・リノベーション費用の相場をご紹介します。

40～50㎡	600～700万円
50〜60㎡	500〜800万円
60〜70㎡	700〜1,300万円
70〜80㎡	800〜1,200万円
80〜90㎡	800〜1,400万円
90〜100㎡	1,200〜1,500万円

物件が広くなるほどリフォーム費用も高くなる傾向にありますが、相場の差が大きいこともわかりますね。間取りをどこまで変えるのか、床や壁などの資材をどこまでこだわるかによって、リフォーム費用は大きく変わるのです。

予算内でリフォームを成功させるためには、使える部分は活かしつつ、譲れない部分から優先的にコストをかけるなどのメリハリが大切。
リフォーム会社とも相談して、あなたらしいおしゃれな部屋を予算内で実現しましょう。

ここからは、QUMAが手がけたリフォーム・リノベーション事例をご紹介します。どのお部屋もおしゃれなリフォームを実現して、理想の暮らしを叶えた事例ばかり。ぜひ参考にしてみてくださいね！

ナチュラルな雰囲気の中にセンスが光るK様邸。インテリアにご興味があったK様ご夫妻は、InstagramやYouTubeのルームツアー動画などを参考に、好きな雰囲気のお部屋のイメージを集めたのだとか。

「おしゃれにつくり込まれ過ぎて維持しにくい部屋よりも、自分たちにはシンプルな感じがちょうどいい」という考えに落ち着き、ナチュラル系のテイストでリノベーションを進めました。

ナチュラルでシンプルな中にも、K様のこだわりどころはたくさん。「機能性よりも意匠性にこだわりました」という白いアイランドキッチンの天井にはウッドルーバーを取り付けて、LDK全体を引き締めるワンポイントに。

選りすぐりの調理家電は“見せる収納”にして、空間にアクセントを加えています。

照明器具は、“塩系インテリア”をセレクト。あたたかみのあるナチュラルテイストの中に、ちょっとした無骨さやクールさが加わり、おしゃれさをより一層引き立てています。

お部屋のコンセプトは、アメリカ東海岸・ニューヨークのブルックリン。木材のあたたかな印象を黒いアイアンフレームで引き締めた、インダストリアルなカフェ風にリノベーションした事例です。

新築物件のため、水まわりや住宅設備はそのままに、間取りもほとんど変えていないN様邸。一方、家の中でも面積が広い床や壁は、お部屋の印象を左右する重要なポイントなので、妥協せずとことんこだわっています。

リノベを始める前、奥様は勤務先の近くにある『DEAN AND DELUCA』や『BLUE BOTTLE COFFEE』の内装をじっくり観察。そこからヒントを得て、ダイニングの壁に“サブウェイタイル”を採用しました。

木材・タイル・黒のアイアンなど、異素材を組み合わせながらN様が思い描く世界観を再現したリノベーション。目指すべきテイストがはっきりしていたため、そのおしゃれな世界観に近づけるために、細部まで追求することができました。

一方、N様は「今後この家を手放す可能性もある」という家族の未来を見据えて、“資産価値を保つこと”を意識したのも注目ポイント。

理想やこだわりを追求して尖ったデザインにできるのもリノベの魅力ですが、家族のこれからの暮らしを見据えた家づくりをするのも、自分たちならではのリノベーションといえるでしょう。

ワンルームをリノベーションしたN様邸は、ご家族から譲り受けたアンティーク家具やお気に入りの雑貨が映える“土台”となる家づくりを目指しました。

部屋に置く家具のデザインを意識してリノベを進めたからこそ、壁紙や内装は飾り立てずシンプルでナチュラルに。壁の一面をモルタル調にして、フローリングは落ち着いた印象の無垢床をチョイスしました。

廊下のアーチ垂れ壁は、設計士によるご提案。N様が大切にされているアーチ型の大型鏡やアンティーク家具の雰囲気に合うのはもちろん、単調になりがちなワンルームにちょっとしたスパイスを加える存在です。

お部屋の一角には、無骨なデザインのステンレスキッチンを配置。ヴィンテージ家具と雰囲気が異なる素材を配置することで、空間をうまくゾーニングする効果もあります。

お部屋の内装だけでなく、家具や雑貨も込みでヴィンテージモダン。持っているもののデザインや寸法も加味して設計を工夫できるのは、リノベーションならではの魅力ですね。

物件選びから始まり、一つひとつのお部屋の広さ、壁や床・キッチンの素材まで、たくさんのポイントを悩んで考え、とことん吟味したS様ご夫妻。「思い描くイメージに近づくように」「使い勝手がよくなるように」と、細部まで絶妙にこだわりました。

とくに目を引くのが、お二人が何度もショールームに足を運んで選び抜いた、シックな黒いオープンキッチン。このキッチンがあるからこそ、唯一無二のおしゃれなリビングに仕上がりました。

こだわり抜いて選んだ深いブラウンのフローリングは、一度床に張ったあとに一部をはがして張り直しています。「もう少し落ち着いた雰囲気を想像していた」とのご希望があり、深い色が出る板を通路スペースや家具を置かない場所に集めて、配置を並び替えました。

洗面所のガラス戸棚は丸ごと取り替えるのではなく、ガラスを抜いてから木材をはめ込み、新しいシートを貼り付け。ミニマムなデザインの取手をつけて、大人の落ち着きを感じるおしゃれな戸棚が完成しました。

リフォームではあまり使わない手法ですが、優先順位の低い場所は少しの工夫とアイデアを形にすることで、コストダウンも兼ねたアレンジを実現しています。

物件の立地やお施主様がお持ちだった家具・絵画・置物などから、ラグジュアリーな雰囲気になるようリノベーションした事例です。

キッチン天板や作業台、さらにダイニングテーブルには1枚ものの大理石を使用し、ラグジュアリーな空間にフィットするよう造作しました。床には受注生産の竹材フローリングを採用し、シャープな印象を加えています。

受注生産の材料や設備・造作家具などにコストをかけた分、寝室の下地など目に見えない部分は既存利用しています。こだわる部分とコストを抑える部分のメリハリをつけたことで、満足度の高いリノベーションが実現しました。

リフォームやリノベーションは、“あなたらしい暮らし”を叶えられる魔法のような選択肢。あなたの理想に近いおしゃれのヒントは見つかりましたか？

QUMAは、「こんなテイストもいいかも！」「こういうおしゃれさもあり？」というあなたのイメージを具体的にするお手伝いをします。まずは、お気軽に相談イベントへお越しくださいね♪