トップページ インタビュー お気に入りの家具や雑貨が生き生きと。じぶん空間で安らぐワンルームリノベ。
ひとり暮らしの心地いいライフスタイルづくりって?

お気に入りの家具や雑貨が生き生きと。じぶん空間で安らぐワンルームリノベ。

N様邸 1人暮らし 恵比寿

今回は、ご家族から譲り受けた家具も活かしながらのワンルームリノベーション。 シンプルなつくりの中で、ひとつひとつのモノが生き生きとするような部屋が完成しました。

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人は誰しも思い入れのあるモノや、人生を一緒に過ごしてきた家具をひとつやふたつは持っているはず。
それらのモノたちが、役割を最大限にしながらご機嫌に佇んでいる家こそ、“自分だけの心地よい”暮らしを送れる場所。

そのためにリノベという選択肢が役に立つのは、空間の土台から考え直して最適なフレームを作れること。
間取りや床・壁の素材からこだわって、大切に使いたいモノをもっといきいきとさせてあげましょう。

今回はそんな心地よい暮らしを送るNさん、全面的にリノベの相談に乗ってくれたご友人と設計士も交えてお話を伺いました。

リノベ前のストーリー

馴染みある街で

「そろそろ家を買いたいね」と友人との間で話していたというNさん。先に購入に踏み切った友人の勧めで内見に来たのが今回のお部屋でした。

「買ったあともなんとなく物件情報とか見るじゃないですか。そしたら、いい感じの部屋があったから、とりあえず外だけでも見に行かない?って誘ったんです」と振り返るご友人のSさん。

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内見に訪れた際には、立地も良く住みやすいエリアであることがプラスポイントに。
Nさんが通っていた学校にも近い場所で馴染みもあり、安心感にもつながったとのことでした。

しかし、中古の状態でこのままで住むことはできないね…と話すところに不動産屋さんからは「リノベーションという選択肢もありますよ」と紹介を受け、はじめてリノベーションを考慮に入れたといいます。
それからも何軒か内見してまわったのち、今回の物件が値下がりするとの朗報が。予算的な観点からもリノベーションして住むということに前向きになり、話を進めていくことになったのでした。

 

こだわりポイント

家具とモノが映える、土台としての部屋づくり

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出来上がったのはシンプルで落ち着いた雰囲気の空間。
そこに並ぶのは、母から譲り受けたというアンティーク家具の数々。
これらの家具を置くことを前提に進めていたからこそ、壁紙や内装は飾り立てずにシンプルでナチュラルに仕上げました。

全面ではなく壁の一面をグレーのモルタル調に、フローリングは落ち着いたブラウンの映える無垢の板をチョイスしました。

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リノベーションの相談を始めたころは「こんなに色々と出来るんですね!選ぶこと多いですね…」と、とまどっていたというNさん。Qumaからは、様々なパターンを提案させていただきながら相談に乗っていきました。
それから一緒に打ち合わせにも来ていた友人や、不動産関係の職に就く姉にも相談をしながら選んでいったそう。

迷っていたところで確実にヒットしたと語るのは、廊下部分をアーチ型にする提案でした。

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Nさんお気に入りのアーチ型の大型鏡やアンティーク家具を見た設計士によるおすすめ。
直線ばかりでは単調な空間になってしまうワンルームも、ちょっとしたスパイスが加わっただけでかなり印象が変わります。

アンティーク調が好きなNさんでしたが、土台の部分はアーチだけに反映。今後の資産価値的な視点からも、好みに寄せすぎずシンプルを貫くことになりました。

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廊下部分には大きめのクローゼットを設けて、洋服や様々な持ち物を入れられるスペースを。
リビング側にクローゼットを持ってこないことですっきりとした印象になると同時に、洗面所とクローゼットが近くにあり生活の導線もコンパクトにまとまっています。
「前の家ではお洋服たちがキュッと入ってたんですけど、今はスンッ!としていて(笑)」と楽しげに話すNさんなのでした。

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コンパクトなオープンキッチンは、無骨なデザインのステンレス素材。
ちゃんとした存在感がありながら、サイズはコンパクトなので部屋の広さを圧迫することもなく収まっています。

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キッチンの配置と造作してつけた折りたたみ式テーブルは家具の色に合わせてディープブラウンで統一しました。食事をしたり書き物をしたりと、ちょっとした用途に使えるスマートな仕組みです。

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海外での生活をしていたことから、洗面とトイレのユニットタイプ形式への抵抗もなかったというNさん。
洗面空間のドアを開けると、左にはバスへの扉、洗濯機・洗面機・トイレが並びます。ウォークスルーと収納スペースを広々ととるため、水回りは一箇所にまとめ上げました。
“それぞれがどの向きのどの位置にあるべきか?”を
生活の優先順位に基づいて細かく決めることができるのは、リノベーションだからこそ。自分らしい空間とは、サイズ感や位置関係からも実現することができるのです。

思い出話

Qumaとリノベトーク

Quma リノベされる方はほとんどそうなんですけど、
最初は自分で決められない、平面図でイメージつけるのが難しいんです。
でも、最後のほうは自分のなかでイメージが出来上がっていって選ぶのも早くなっていくんですよね。

Nさん 「こっちですかね〜?うーん」とかっていうのから、「こっち!」って即答できるようになっていきましたよね。

大体、合いそうなチョイスをもってきていただいて、黒?白?ってなって、そこでコストとかもちがうから、この2万は必要なほうかな…とか悩んで。
全体のバランスとかを考えながらやっていただいたので、どこをひいてどこを実現させるかっていうのはやりましたね。大事ですよね、予算があってのなかでだから。

Quma そうですね〜。どんどん出来上がっていくのは、すごく楽しかったです。では、楽しかったときと、辛かったときはいつでしょうか?

Nさん 最初は何がなんだかわからなかったっていうのがありましたね。
リノベ前提で家探しをしていたわけでもなかったし。

Quma ふむふむ。やっぱり、そこが大きかったんですね。

Nさん 一番感激したのはね、アーチができてすぐ見に行ったとき!
「アーチだーーー!」って。
そんなになんでそんなにアーチにこだわりがあるの?って言われるんだけど、「え、だってかわいくない?」っていう(笑)
欲をだせば、もっと緩やかな大きなのとかもあったけど、心地よくするならここが一番ベストだったから。

設計士 気に入っていただいてよかったです!

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Nさん あとは、最初のほうの提案で、飾棚を多くつけるようなのもいただいていて。

よーく見たらこれは…飾る収納!?って気づいて、素敵だけど私には出来ないかもって扉を付けるようにしてもらったり。

Quma もともとこっちで提案したのがオープンのものだったんですよね。

Nさん オープンのほうが広くなるからウォークスルーの感じもはいりますよって。でも、見せれない見せれない!って思って。

設計士 結果的にすっきり見えてよかったと思います。

Nさん 飾るのはちょっとだけでよくて。

設計士 最終的に、見せて飾るものと隠すもののバランスがとてもよくなっていて素敵です。

Nさん これでもいっぱい捨てたんですよねえ〜。

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設計士 もともとお持ちの雑貨とかがすごくすてきなものが多かったので、当初は、見せる収納のほうがいいのかなって思ったんです。

Nさん 実は致し方なく飾っていたんです(笑)

Quma 最初の相談段階では、飾り棚多めでしたもんね。

Nさん 最初の図面とかでは靴なんかも見せる収納でね、いや、これは飾らないほうがいいかも…なんて話したり。

ご友人 飾る?飾らない?の議論、けっこう長く続いたよね。

Nさん 「これって飾ることになってる??」って友人に聞いて「なってるなってる!」って言われてハッとしたり。
それさえ見てもぱっとわかんなかったので。

ご友人 彼女は図面を持ち歩いてたので、図面がボロボロになってましたね(笑)

Nさん 毎度、反映されたバージョンを更新していったりしながら。

Quma  図面持ち歩いてらっしゃったなんて…!
でもやっぱり、友達と一緒に打ち合わせしたり相談すると安心しますよね。はじめてのことだし。

Nさん 友人はなんとなく私のセンスがわかっているんです。みるポイントとかも理解しているから。「ああいうお金がいるから取っといて!」とか言ってくれたり。
意外と、いろんな人と交流するのが大丈夫そうに見えて苦手で……内弁慶なんですよね。Qumaさんとかみたいに何度も何度もお話していくと大丈夫になっていくけど。

ご友人 すごく人当たりはいいんですけど、好き嫌いが激しくてこだわりあるんですよ。
あと芯をもってるけど、見ず知らずの人にはそれを出そうとしないから。
一番最初の打ち合わせのときは「実はすごく好みにうるさい」っていうのをスタッフさんに伝えないと大惨事になるなって思って、私も付き添っていったりして。

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完成時の部屋の様子

 

Nさん 何を伝えたらいいか、とかわけわかってなさすぎたからね…。
友人のサポートは本当に助かりましたね。

設計士 心強いですよね。

Quma  すてきなサポート体制でした!

設計士  少しずつみんなで話し合いつつカスタマイズできましたよね。

Nさん 何から何まで選べるってすごいことだなあって思いましたね〜。

ご友人 すごいことだよ〜!

だいたいみんな、ここはこうだけどしょうがないやって諦めて住むじゃないですか。分譲でもそうじゃないですか、もう出来上がってるものを買うから。

Nさん ほんとねえ、ほんとうに。
タイミングもよかった。

Quma  お仕事も忙しかったりですもんね。本当によかったです。
ご友人のサポートもバッチリで、とても心強くてありがとうございました。

その後の暮らし

帰ってくるたびに感激するほどの空間

取材に伺ったのは、Nさんがこの部屋に暮らし始めて2ヶ月が経った頃。家具のレイアウトに悩んだり友人を招いたりと大忙しのようです。

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設計者さんも「ここまで素敵に住みこなしてくださるとは思ってなかったので、それが嬉しいですよね」と、ちょっとしたカゴ収納や雑貨類が生き生きとしているのに感激した様子。

たくさんの時間をともにしたご友人は 「自分が買った直後だったからこその学びがいろいろあって、それを彼女に伝えられたのが楽しかったですね」と語っていただきました。

「帰宅すると、サイコー!快適!快適!と声に出しちゃいます!」というNさん。自分だけの空間で新しい暮らしを楽しんでいるのでした。

 

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