トップページ インタビュー 家のなかで居場所が選べる。余白感じる22帖LDKがふたりの最適解。
計画をとことん楽しむから、暮らすことはもっと楽しい。

家のなかで居場所が選べる。余白感じる22帖LDKがふたりの最適解。

N様邸 2人暮らし 大塚

開発も続き、まちの雰囲気も変わりつつある大塚エリア。今回は大塚暮らしの長いNさま夫妻が、3LDKから1LDK+ワークスペースへとフルリノベーションされたお部屋を紹介します。

家のなかに自分の居場所はいくつあるでしょう。
ここに座ると何かに集中できるとか、本を読むならこの椅子の上、ソファではゲーム…とか。自分なりの居場所を決めている人もいるかもしれません。

最近はリモートワークでの仕事スタイルが当たり前になり、ライフスタイルが変化してきていますよね。家の中でも居場所を変えることで気分転換ができるような、余白のある家づくりが必要になってきました。

キッチンに座っても良い、部屋のはじっこの小さなデスクスペースでもいいし、フローリングに寝転がったっていい、柔軟な家。

Nさん夫妻がつくったのは、まさにそんな空間。まとめられた資料の細部から伝わる「リノベって楽しい!」というおふたりの高揚感を存分にお伝えしていきます。

tokyo renovation

リノベ前のストーリー

効率よりも、楽しいことを一緒に楽しめる人と

15年近く大塚周辺に住まわれているという旦那様。お二人での大塚ぐらしも10年ほどが経ち、慣れ親しんだ場所での住みかえとなりました。

物件購入前の賃貸物件をすごく気に入っていたそうですが、転機は2020年のコロナ禍でライフスタイルが変化していったときでした。

夫婦揃ってリモートワークをする機会が増え、お互いの会議の声が気になるという悩みを抱えていたそうです。これを機に、改めて家での時間の過ごし方を見直し「購入したほうがいいのでは」ということに。

物件を決めるにあたって「価格」「眺望」など項目ごとの評価点をつけて、それぞれがどれぐらい各項目を重視しているか踏まえてグラフ化しました。決断しやすく後悔しない、妥協のないお二人らしい決め方です。

今回の物件は総合的な評価点も高く、内見後すぐに購入することになりました。

リノベーションを依頼する会社選びではかなり広く候補をみて、実際に話を聞いた6社のなかからQUMAを選んでいただきました。「お決まりのトークパターンではなく、わたしたちに歩みを合わせてくれるようなヒアリングが印象的だった」と奥様。

「『今日この時間でどんなことを話したいか?』ということからまず聞いてくださったから、同じ方向を見て喋ってくれている気がしたのかも」と旦那様も口をそろえます。

こだわりポイント

LDKは22帖あるから重心を変えながら暮らす。

3LDKから1LDK+ワークルームへとフルリノベーション。廊下をなくし、床面積に無駄のない間取りにしました。

LDKは約22帖と、広々と開放的な空間に生まれ変わりました。QUMAから床材のラインナップがお二人の好みに合うショールームを紹介し、そこでお二人が惚れ込んだという床材をチョイス。イメージしていた空間に近づけるため、壁は塗装で仕上げました。

キッチンカウンター、ダイニング、ソファー、そして収納棚に備え付けられた小さなデスクスペース。それぞれ高さが違うので、暮らしのなかで居場所が制限されません。

「重心を変えながら、好きなときに好きな居場所をつくって暮らせるようにしたい」と考えていた旦那様の想いが形になっています。例えば、キッチンカウンターでは軽い食事だけではなく、立ったままのパソコン作業も想像しながらつくったのだとか。空間が広々としていて落ち着かないということがなく、心地よさが生まれています。

ダイニングとキッチンは空間同士のつながりが気持ちよく、床材はカーブを描くように接続させています。キッチンの天井部は木目の壁紙を貼ってアクセントに。冷蔵庫横の棚とカウンターは造作で設計しています。キッチン家電やゴミ箱などぴったりのサイズ感で収まるのも暮らしやすさのポイントです。

寝室はベッドのみ置ける、最低限の広さにしました。光を取り込むように設えた室内窓は、リビング側からちょうど赤い花の照明が覗けるようになっています。奥様がとても気に入っているという作家さんの照明が、額縁のなかに入っているかのよう。

仕事関係の資料や生活雑貨などをしまう場所としてダイニング横に配置した収納。ひとつなぎのデスクスペースは、夫婦ふたりが在宅でリモート会議をしていても、玄関先のワークスペースとは距離があるので、音が気にならないようになりました。

リモートワークに対応すべく設えたシンプルなワークスペース。窓と内窓があることで小さな空間でも閉塞感がなく過ごせます。大容量の本棚にはマンガから雑誌まで様々なラインナップでにぎやかです。

土間は広々と収納量もたっぷり確保しました。窓があり空間としての居心地の良さも保たれているため、家と外をつなぐ停留所のような雰囲気を感じさせます。モールテックス仕上げの床もこだわりのポイントです。

落ち着いたグリーンを取り入れたトイレ空間。お風呂にも大きな窓があり、爽やかにリフレッシュタイムを過ごせそうです。ユニットバスを選びつつも、窓に合わせて棚や水栓の位置を調整して施工したため、使い勝手も◎です。

飾り棚で広々とした収納を確保した洗面所。洗濯にも使いやすい四角い洗面ボウルと、清潔感のあるクロスが奥様のお気に入りポイントです。

LDKと洗面をつなぐ扉の建具も、お二人とQUMAスタッフのこだわりポイントです。LDKの真ん中にくる建具だからこそ、全体の雰囲気を邪魔せずに馴染むものをQUMAから提案しました。建具の枠が通常のものより細いため、引き込んだ時もスッキリ収まります。

左:下にお掃除ロボットが収まる造作収納棚。/右:電源タップやコードがごちゃつかないスマートなニッチ造作収納。

 

 

思い出話

QUMAとリノベの思い出話

Quma 今回は設計士さんも交えてお話を伺えたらと思っております。設計士さんのほうで印象に残っていることとかありましたか!?

設計士  リノベおつかれさまでした!やっぱり、資料をマメにまとめていらっしゃったのは印象的です。お話も進めやすくて助かりました。

奥様  わたし、こういう作業が好きなんです。

Quma  自分たちのこだわりが、しっかり可視化・言語化されているのが本当にすごい!

Quma おふたりは、リノベの計画のプロセスを存分に楽しまれていましたよね。

旦那様  もはやプロセスを楽しまないで何を楽しむんですか!?

奥様 リノベすること自体をすごく楽しいと思ってやってましたね。

Quma  なかなかここまで数値化したり、グラフ化したりっていうところまで楽しんでやってらっしゃる方も多くはないのかと思います。

旦那様 コンサルティングの仕事をしているので仕事柄そういうところがあるのかもしれません(笑)

ちなみに、今回Mさんに設計をお願いできて本当によかったなと思うのですが、どうやって設計士と顧客をマッチングさせているんですか?

Quma  もちろんスケジュールの関係でタイミングが合う方にお願いしますが、特定の基準があるというわけではなく、人と人の相性的なところだったり、感覚的に選んでいますね。

お施主様がこういう方でこういうふうな考え方をされそうだからこの設計士さんかな、とか。デザイン性が決まってらっしゃる方だったらそれが得意な方、とか。

旦那様  なるほど。

Quma お二人とも、それぞれのこだわりをお持ちだったと思いますが、決断をするときはどんなことを意識していましたか?

旦那様  基本的なテイストとか方向性は合ってたと思うんです。

奥様  うん。でも、一枚の写真を見て「この感じ良いね!」と合致しても、実際に何がいいと思うのかっていうのを書くと視点が全然違ったりして。そういうコミュニケーションを積み重ねていたのがよかったかも。

Quma おふたりは、例えばキッチンやトイレなど同じ空間を一緒に検討せずに、それぞれにご担当箇所を決めていた印象があります。

設計士 どっちかが、何かを決めてもお互いにどう思う?と聞いていましたよね。

旦那様 絶対にこれじゃない!っていうのは伝えていましたね。
ぼくはモノトーンが好きで、彼女は緑色が好きなんです。LDKは落ち着いた雰囲気にしたかったからあまり色はいれず、トイレとワークルームの壁に緑を取り入れたりしましたね。

奥様  うん。こだわりを諦めずにそれぞれどこで盛り込めるかっていうのを考えてたね。

旦那様  あとは、前の家でクローゼットの中にも本があったり、けっこう本があったから、それをどう収めるかとか、収納については持ち物を見直して考えたりしたよね。

奥様  せっかくリノベするならきれいに収めたいと思って。

奥様  図面上にポストイットで持ち物を全部洗い出して、移動しながら考えたんですけど、これはよかったですね。

Quma 本のサイズ感と冊数まで書いてある!?さすがです。

奥様  本が多かったので…。

Quma  持ち物を見直す機会にもなるし、よかったのではないでしょうか?

旦那様  いざ住み始めてみて、まだ余裕があるので安心して暮らせています。

その後の暮らし

可能性が広がり続ける暮らし

リビングの壁には棚板を付けられるように下地をいれてあり、収納スペースもまだまだ余裕があり、可能性で満ち溢れています。

「引き渡しが完成ではなくて、どんどん変化していくことを楽しみたいです」という旦那様の言う通り、きっと色々な変化が起きていくはず。
リノベの15ヶ月を存分に楽しんだお二人だから、これから先続くここでの暮らしは、もっと楽しいものになるに違いないでしょう。

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